ドラクロア(一部お引越し)

こんにちは!またまた絵画のお話を・・・。
中学生くらいの頃だったと記憶していますが、新潟で「松方コレクション展」という絵画展があり、ここで観た衝撃的な構図に目を奪われたことを今でも鮮明に覚えています。
その絵画はドラクロア作「サンダナパールの死」という、松方幸次郎氏(元川崎造船所社長)購入のもので、現在はルーブル美術館に所蔵されています。なぜ今はルーブルにあるのかは私には不明です。
横81㎝、縦65㎝の他の絵画に比べて大きなサイズのもので、ルーブルでは目立った存在になっていると私は思っています。
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【サンダナパールの死 作:ドラクロア ルーブル美術館所蔵】

これはアッシリア王サルダナパールの最期を描いた歴史画で、バイロン作の戯曲「サルダナパール」に基づいており、ロマン主義の作品に分類されるとか。なんのこっちゃかまったくわかりませんが簡単に言えば、この衝撃的シーンは、贅の限りを尽くした王様が民衆の反乱により窮地に追いやられ、最期を悟った王が自身の身辺の女性たちや愛馬、財宝をあっさりと殺害、焼きつくすよう部下や奴隷に命じ、それを高いところから寝そべったまま傍観しているというものです。当然ながらこの時代では酷評された作品だそうです。
でも中学生だった私には衝撃的で理屈ではなく見入ってしまい、その後何十年かしてルーブルにあることを知り、遥か遠いフランスまで会いに行った思い入れのある作品です。

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【「民衆を導く自由の女神」 作:ドラクロア ルーブル・ランス美術館所蔵】

ドラクロアがいまいちわからない方のために、少しご説明を。この絵画には見覚えがおありかと思います。記念切手にもなっていたりしますよね。私はこれをパリのルーブルで撮影したのですが、最近(多分一昨年暮れ)お引越しをしたようです。ルーブルの分館のような美術館で、パリまでは遠くて行けない人たちのためにパドゥカレのランスというところにできたらしいです。ランスって、フランスの北部、ベルギーの国境に近いところです。遠ぉい~~!多分、この絵画には二度とお目にかかることはないでしょう・・・(涙)。
この絵の女性はフランス共和国の旗を持ち、自由を表していると言われています。1830年の7月革命で平等を求めて戦ったフランス人の象徴とか。そして画面左側のシルクハットの男性はドラクロアその人と言われています。

それと、以前このブログでご紹介したダ・ヴィンチの「聖アンナと聖母子」をルーブル美術館所蔵とお伝えしていましたが、このルーブル・ランス美術館へドラクロアの「民衆を導く自由の女神」と一緒にお引越ししていました。訂正させていただきます。

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【「聖アンナと聖母子」 作:レオナルド・ダ・ヴィンチ ルーブル・ランス美術館所蔵】

最後になりますが、うちのスタッフ中島が1月末日をもって退職いたしました。可愛がってくださった皆様、ありがとうございました。
記念にと皆でプレゼントした「おむつケーキ」、拡大写真が一番下の写真です。元気な赤ちゃんを産んでください。因みに添付のピンクうさぎのポーチは、もし生まれたのが男の子だったら中島さんが愛用するそうです。
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