おそらくは全人類に必ず訪れる試練・・・

西総合スポーツセンターの西山です。
11月に入り突然寒くなりました。
手持ちの装備では摂氏10度までが限界。
・・・チャリ通も年内は数えるほどになることでしょう。
そうです、今回せっかくの“ポッキーの日”も
大国のトップ挿げ替えなど時事ネタに一切触れることなくチャリの話です。

10月も終わり間近の某日曜日。天候は快晴、風も弱く気温もまあまあ。
快適なライディングが楽しめそうな朝でした。
“こんな日は目を吊り上げてペダルを踏むなんて勿体無い。
 汗だくで風邪なんて引いたら馬鹿らしいし・・・“
という気持ちで気軽に出かけました。
慣れたコースを流す感じで・・・タイムなど気にせず楽しもうかと。
とはいっても、行き交うライダー達にハンドサインなどいただくと
会釈を返しつつも、ついつい踏んでしまいます。
弱いアゲンストも心地よく思えるほど穏やかなライド・・・のはずでした。

※市内の中央区に巣がある私、慣れたコースといえばルート402→
角田ターンアラウンド折り返しの往復50kmとなります。

ちょうど折り返したところで予兆を感じました。 “ん?”
下腹にすっかりと忘れていた懐かしい、でもイヤ~な感じがかすかに。
しかし絶対無視してはいけない感覚。本能がそう叫んでいます。
そう、子供のころに感じたあの・・・
復路、越前浜を越えた付近で痛烈な衝撃とともに遠い記憶がムリヤリ召喚されました。
皆様ご存知のアレです。人間なら人生で何度か経験するであろうアレです。
呼んでもいないのに、むしろ呼びたくない時に限ってやって来る例のアレ。
センセーショナルな第一波をなんとか乗り越えながら左脳をフル回転させます。
“最悪の結果だけは避けねばならんっ!”
この先の四ツ郷屋海水浴場に安息の地を見出すか?いや、ペーパーが無ければどうする?
寄り道でムダに時限爆弾を刺激するよりはコスポまで全力疾走か?
幸運なことに件の分岐点では脂汗も引き、まるで何事もなかったかのように。
“悩むことはない、このままコスポまで行ければ・・・いや、もはやオレには前進しかない。”
新川漁港付近で恐れていた第二波がやって来ました。予想通り前回を上回るスケールです。
この時点ですれ違うライダー達は私の目に映りません。
返礼もせず歯をむき出した必死の形相は彼らにどう映っていたのでしょう・・・
・・・ところがなんと、コスポに近づくにつれ引き潮のように痛みが引いて行きます。
敵の作戦に翻弄されつつも勝利のためにこちらも戦法を固めます。
“コトにおよぶためにはビブロングタイツ※注1を脱ぐことが必須だ。ここまで来れば通勤圏内、言わば庭のようなもの!家までの時間は十分に把握しているし最短コースも完全に掌握している。最悪の場合道すがらのコンビニに救援を求むことも可能だ。・・・この勝負、オレの勝ちだな・・・“ ※注1 脱着がタイヘンなバイク用パンツ
関屋分水を越え西堀通りに差し掛かったところで全身が総毛立ちします。
三度(ミタビ)ビッグウェーブの登場です。
ゴールまで500秒、敵のラストターンとなる第三波は総力戦となるでしょう。
ここまで戦ってきた己を信じながらつい挫けてしまいそうな気持ちを奮い立たせます。
“あきらめてはいけないっ!ここで負けたら・・・大人なら絶対に負けられんっ”
気絶寸前になんとかゴール・・・と思ったが、アーッ!先ずビブタイツを脱がねばっ―――

―――戦いを終え、顔を上げるとそこにはヘルメットとゴーグルを装着したまま下半身丸出しのヘンタイが自宅トイレのカガミに映っていました。 ※注1参照のこと
今回を反省し自身へ、そしてお腹のユル目なライダーへ次の言葉を送ります。
“ティッシュは鼻をかむためのみにあらず、大人のたしなみとして常に携行すべし”
で、タイムはというとアベレージを超え皮肉にも自己歴代BEST3という記録。
内股でペダルを踏み続けたおかげでしょう・・・

(おわり)

nishiyama nishiyama
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